焼け野原

FlareBlitz&Overheat

【S7使用構築】カバリザバシャ式豪華滅却対面構築【最高2040/2ROM2000】

 

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こんにちは、Naoです。S7お疲れ様でした。今期は無事インフレの波に乗ってS3以来の2000を達成でき、自己最高レートを更新することができたので嬉しかったです。

 

【構築経緯】

S4の時に初めてカバリザを使い、そこから毎シーズン構築を考え直しながら今回の並びに至ったので経緯は書き始めると非常に長くなる気がするので構築の個別解説で採用意図などと合わせて書きます。

 

以下採用順に個別解説(以下常体)

 

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リザードン@メガストーンY

性格 控えめ

特性 猛火→日照り

185(252)-×-113(116)-211(100)-136(4)-125(36) (メガ後)

オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/めざめるパワー氷

 

S4の時から一度も変えずに使い続けている構築の軸であり、S2のはくしゃくさんの構築記事(【S2最高最終2224】テテフカバリザ【1、2位】 - 貴族の構築)の型。耐久に振っているため対面性能が非常に高く安定して強かった。最速ガッサに抜かれているため耐久を少し削ってSに回すことや、単体で全抜き性能を高めるために炎技をニトチャ大文字にしようかと思ったこともあったがこの型が好きだったのでそのままにしていた。

 

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カバルドンゴツゴツメット

性格 腕白

特性 砂起こし

215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

怠ける/欠伸/地震/氷の牙

 

言わずと知れたリザードンの相方の物理受けであり、リザードンと同様にS4から使い続けている個体。技構成に関しては毒毒、ステロなどにしていたこともあったが結局このテンプレ構成が強いという結論に至った。基本的に物理技ならなんでも受け出しできて非常に強かった。余談だが、この枠は相手のリザYやカプ・コケコに強く出られる慎重HDオボンランドロスの方が強いのではないかと思ってS7の途中で一度変更してサブロムで回したところレートが1380まで一瞬で落ちたので速攻でカバに戻した。

 

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ゲッコウガこだわりスカーフ

性格 やんちゃ

特性 変幻自在

147-161(252)-87(4)-123-81-174(252)

蜻蛉返り/ダストシュート/岩雪崩/冷凍ビーム

 

カバリザで初手に呼びやすいカプ・コケコや重い相手のリザYに強く出られると思い採用。技構成はカプ系意識のダスト、リザYやガモスに刺さる雪崩、スカーフと相性の良い蜻蛉、S補正をかけてない1舞マンダやスカガブを止められる冷凍ビームとした。能力実数値は本来Cに4振りするつもりだったが間違えて個体値がUのBに降ったためおかしくなったが直すのが面倒だったので放置していた。

 

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ミミッキュミミッキュZ

性格 意地っ張り

特性 化けの皮

 151(164)-143(156)-124(188)-×-125-116

トリックルーム/剣の舞/影打ち/じゃれつく

 

7世代で対面構築を組むにあたって特別な理由が無い限り採用しない理由が無いと思ってるので採用。S4の時に使っていた耐久リザY+HCトリルポリ2の並びに手応えがあったため皮を利用した雑な後投げとトリルによる切り返しができるようにトリルAB型で採用し、配分は単体考察記事(単体考察 ABミミッキュ - 輝くクリスタル) を参考にした。基本的に出せば何かしら仕事ができるのがやはり強かった。ABにしたことでギャラドスに後投げできて切り返しができるのも良かったと思う。

 

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キノガッサ@気合の襷

性格 陽気

特性 テクニシャン

135-182(252)-101(4)-×-80-134(252)

キノコの胞子/マッハパンチ/タネマシンガン/岩石封じ

 

相手のキノガッサ対策枠(?)として採用。他にもガッサ対策候補としてカプ・コケコも考えたが、サイクル構築を使うのが死ぬほど苦手だということを自覚していたため意地でもサイクルを回さず対面的に戦いたいと思い、このポケモンを使うことにした。基本的に対策されていて出しにくいので選出率は控えめだったが、選出誘導力が強いので相手の選出が読みやすかった。

 

f:id:Einz:20180118210357g:plain ←国際孵化した個体なのに色違いのgifがなかった...

バシャーモ@メガストーン

性格 意地っ張り

特性 加速→加速

155-233(252)-100-×-101(4)-152(252)

剣の舞/フレアドライブ/地震/雷パンチ

 

リザードンを出すことができないヒードラン入りの構築に出していく枠。ここまでで受けサイクルを崩す方法がないと感じたので崩しに特化した剣舞3ウエポンバシャーモを採用した。メインロムで初めて2000を達成するまではこの枠はグロパン/捨て身/地震/炎パンチガルーラを採用していたが、トーチカドヒドイデにグロパンを防がれたりゴツメ持ちにスリップダメを稼がれて負けることや、相手の初手モロバレルに対して為す術がないのが非常に苦しかったのでバシャーモに変更したところ、崩せる範囲が広がったので正解だったと思う。また、バシャーモはメガ無しでも高い性能を持つためリザードンと2メガ選出して晴れを利用できるのも強いと感じた。ガルーラから変更したことによって元々怪しかったメガラティアス絡みのサイクルは確実に勝てなくなったが、環境にあまり多くないと割り切って完全に切った。

 

【選出】

相手の構築次第で刺さっていると感じたものを出していたので決まった選出はないが、

ガッサ+ミミッキュ+リザ

ゲッコ+カバリザ

ゲッコ+ミミッキュ+リザ

カバリザ+ミミッキュ

で出すことが多かったと思う。バシャーモは型の性質上刺さる相手にはとことん強いが汎用性に欠けるため選出率は間違いなく一番低かった。

 

【結果】

メインロム(TN Nao)

最高2040・最終2001

 

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サブロム(TN たくわん) 最高・最終2001

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 【最後に】

今期は自身初の2ROM2000を達成することができて良かったと思う。S8はさらにいい結果を残せるように頑張りたい。

 

 

トレーナーカード作った時に炎メガが2体いるのでジムリーダーアスナを選んだが、「キリトかなー、やっぱり」ってのが頭によぎって複雑な気持ちになった。

 

 

 

 

 

【S3使用構築】マンダガモス軸積みサイクル【最高/最終2003】

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シーズン3に自身初のレート2000を達成できたので構築記事を投稿しようと思います。(↓2000を達成した時のPGLのスクショ画像)

 もうシーズン4になってしばらく経っているのでなんで今更と思う人も多いと思いますが6/4に開催された真皇杯関東予選で同じ構築を使おうと思っていたので真皇杯が終わるまで構築記事にするのはやめようと思ってたからです。(なお、真皇杯は予選ブロック4勝5敗で予選落ちした模様)

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 とりあえず早速ですが個体ごとに載せていきます。

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意地っ張りキノガッサ@気合の襷

テクニシャン

努力値 A252 B4 S252

実数値 135-200-101-×-80-122

キノコの胞子/マッハパンチ/タネマシンガン/岩石封じ

 特に解説の必要性を感じないレベルの超絶テンプレ襷ガッサ。陽気にしないと岩石封じ1回でコケコやメガゲンガーを抜くことができないが、このパーティでは後述するカバルドンがパーティ運用の鍵になっており、カバルドンが苦手とするゲッコウガに対抗する枠として採用。耐久無振りのゲッコウガに対して陽気ガッサのマッパが乱数なのに対して意地っ張りガッサの場合は確定で落とすことができるのでこのパーティの場合は意地っ張りでいいと思った。シーズン中に身代わりを持ったポケモンが多く、胞子に合わせて身代わりを残された場合負けに直結するので思考停止の胞子は禁物。タネガンの命中回数や胞子の眠りターンなど不安定な要素が多いので過信はできないものの、無理やり試合をひっくり返したりする強いポケモン。 

 

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意地っ張りボーマンダ@メガストーン

威嚇→スカイスキン

努力値 H4 A252 S252

実数値 171-205-100-×-100-152(メガ前)

    171-216-150-×-110-172(メガ後)

龍の舞/羽休め/すてみタックル/地震

 意地AS脳筋マンダでパーティのエース。慎重マンダや陽気マンダ、他の努力値振りのマンダなど色々と試行錯誤してみたものの、結局一番強いマンダは火力特化のマンダだという結論に至った。火力特化のマンダの火力は使ってて驚くほどのもので、並みの物理耐久のポケモンは一撃、龍の舞を一度でも積もうものならクレセリアやポリゴン2クラスの耐久力のポケモンでもない限り耐えることは不可能であり、ステルスロック込みで耐久無振りの霊獣ボルトが半減なのにも関わらず落ちる。メガ進化前の特性である威嚇が非常に優秀で、メガ進化後の物理耐久が高いこともあって羽休めを挟みながら戦えば相手の物理アタッカーの前で無理やり舞って全抜きすることも可能。

 

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臆病ゲンガー@メガストーン

呪われボディ→影踏み

努力値 H204 D52 S252

実数値 161-×-80-150-102-178(メガ前)

    161-×-100-190-122-200(メガ後)

鬼火/滅びの歌/身代わり/祟り目

 パーティ全体で受けループやその他の受け主体のサイクルを突破するのがやや困難で採用した個体。通常のゲンガーが採用しているヘドロ爆弾を搭載していないため汎用性には欠けるものの、受けループに採用されているラッキーやグライオンフシギバナドヒドイデエアームドなどに対してはめっぽう強く、この一匹で受けループを何度も壊滅させることができた。耐久に努力値を多く振ってるのは受けループによく採用されているゲンガーに対して強く出るためであり、ゲンガーミラーにできる限り勝ちやすいようにした。受けループなどの特殊な相手に対してしか役割を持てないため選出率は結構低かったものの、選出した時は大活躍だった。

 

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陽気ギャラドス@水Z

威嚇

努力値 H4 A252 S 252

実数値 171-177-99-×-120-146

龍の舞/挑発/滝登り/氷の牙

 パーティ全体で見た時に初手で出てくるマンムーが死ぬほど重たいのでマンムーをある程度安定して相手できる枠として採用。通常の滝登りではマンムーを一撃で処理することができず、メガ枠もマンダとゲンガーで埋まっているため水Zで使用していたが思っていたよりも使い勝手が良い上にあまり相手に警戒されないため、突然の水Zで相手の意表を突いて相手のポケモンを無理やり突破したことも少なくなかった。ただ、このパーティは相手の雨パが非常に重く、相手の雨展開を処理する手段が少ないので、あまり打つことがなかった氷の牙を飛行技の飛び跳ねるにして飛行Zを持たせて運用する方が技範囲も広がって使いやすくなる可能性があるので検討が必要だと思う。挑発に関してはパーティに一匹は挑発を持ったポケモンが欲しいなと思ったため、自然と挑発を持たせやすいギャラドスに覚えさせた。相手の補助技による展開を防ぐことができ、その隙に竜舞を積んで自身の突破力を高めることができて相手の裏次第では全抜きも可能だった。

 

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控えめウルガモス@ラムの実

ほのおのからだ

努力値 H4 C252 S252

実数値 171-×-85-205-125-152

蝶の舞/炎の舞/ギガドレイン/めざめるパワー氷

 このパーティの二匹目のエース。シーズン中盤まではHD慎重羽休め型で運用していたが、羽休めを採用する場合どうしても技範囲が狭くなってしまうため控えめCSの3ウエポン型で運用したところ非常に使いやすく感じて最終的にこのような型になった。火力に特化しているため一度蝶舞を積むことさえできれば全抜きできることもかなり多い。炎の舞は相手を攻撃しながらガモス自身の火力を上げられる可能性のある技で、火炎放射や大文字より火力はやや劣るものの命中が安定なこともあり非常に強かった。持ち物としてラムを採用している理由は環境に大量にいる催眠ゲンガーが厄介でどうにかしようと思ったからである。ラムを持ったガモスならゲンガー対面で安心して舞うことができ、ゲンガーを起点にして安定して処理することができるのが本当に心強かった。

 

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慎重カバルドン@オボンの実

砂起こし

努力値 H252 B52 D204

実数値 215-132-145-×-129-67

ステルスロック/欠伸/吠える/岩石封じ

 言わずと知れた起点作りのプロでこのパーティの真のエースとも言えるポケモン、このポケモン無しではこの構築は始まらない。起点作り型のカバルドンのテンプレの努力値振りを流用しているため細かく自分で計算したわけではないが、晴れ状態のメガリザYのオーバーヒートを耐えることができるほどの耐久力があり、このラインまで耐久に努力値を振っているとタイプ一致の抜群技以外はほぼなんでも一発は耐えることができ、等倍技ならタイプ一致でもオボン込みで2耐えすることができる。裏のマンダやガモスの突破力を上げるためにステロを撒いて舞うための起点を作るために欠伸で催眠を撒くことができればこのポケモンの仕事は完了する。吠えるを採用しているのは相手に身代わりを貼られた際にそのまま起点にされて全抜きされるのを防ぐため。本来は特性防音に無効化されない吹き飛ばしにするのが理想ではあるが、タマゴ技の遺伝が面倒だったため環境に防音のポケモンがいないと信じて厳選を甘えた。対戦で今の所防音のポケモンに当たったことがないので吠えるでも大丈夫だと思っているが...。相手の攻撃を2発耐えられる時はステロ、1発しか耐えられない時は欠伸からそれぞれ展開し、相手がカバルドンとの対面で欠伸から後退せずに寝かせてきたときは起きるまで岩石封じを連打して裏の積みエースに繋ぐ。

 

使っていたポケモンの個別解説は以上です。

 

以下はパーティの運用方法。

基本選出は

カバルドンボーマンダウルガモス

だが、初手でゲッコウガが来ると非常に厄介なので(後続で出てくるゲッコウガは舞った後のマンダやガモスなら素早さで上を取って倒すことができるので問題ない)相手のパーティにゲッコウガがいる時は初手でガッサを投げてマッパを打つので

キノガッサカバルドンボーマンダorウルガモス

になる。また、同様に初手でマンムーを投げられるのも困るので相手のパーティにマンムーがいる時はマンムーに対抗できるギャラドスを初手で投げるので

ギャラドスカバルドンボーマンダorウルガモス

という形で動かしていた。ゲンガーを選出するのは基本的に受けループと戦う時だけなので滅多に選出しません。

 

パーティで重いポケモン

ミミッキュ

  積みサイクルは積みエースで積んで全抜きする構築なので化けの皮で無理やり全抜きを阻止して返しのZを打ってくるミミッキュが重い。

・カプレヒレ

  カバルドンの欠伸展開をフィールドの状態異常無効で阻止してくる上にメインウエポンの水技でカバルドンが落とされてしまうためガッサのタネガンやマンダの捨て身などで処理する必要がある。

・雨パ

  パーティ全体で見た時に水もしくは氷に弱点を突かれるポケモンが6匹中4匹いるためどう考えても水タイプの敵が重く、水の塊のような雨パは自明にどうしようもないのでガッサの襷やギャラドスの耐性でどうにかしない限り勝ち目はなく、かなり辛い。

 

ほぼ確実に勝てない構築

環境にいるかどうかは別として

ステロ+カプテテフ+メガサメハダー

ガッサの襷をステロに潰され、テテフに先生技を封じられ、メガサメハダーは誰の手にも届かない速さに加速していくので為す術がありません。ギャラドス以外は全員サメハダーに粉砕されますがギャラドスは選出しても有効打がないまま噛み砕かれます。

 

まとめ

初めてレート2000を達成できたので素直に嬉しい。シーズン4入ってからポケモンのモチベが全然なかったけど真皇杯に参加して強いプレイヤーと対戦したり他のポケモン勢と話したりしてモチベが上がったのでまた頑張ろうと思った。このパーティはQRにして公開するので使ってみてください。

 

QRのページとQR