焼け野原

FlareBlitz&Overheat

【S9使用構築】住宅崩壊カバリザテテフ【最高2045最終201×】

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こんにちは、Naoです。S9お疲れ様でした。

シーズン中盤までは別の構築を使っていたのですが、レートを溶かして暴れまわって自室の壁を蹴って穴を開け、それを機に構築を見直してこの形になってから一気に2000までレートを伸ばしたことや、流行りの「四字熟語+構築名」をやってみたかったことからこの構築名にしました。構築の穴は壁の穴が教えてくれましたね。(適当)

しかし、シーズン終盤はインフレの波に乗ることができずレートをうまく伸ばせなかったので悔いの残るシーズンにもなりました。

 

〈以下常体〉

 

【構築経緯】

今期序盤はS8で結果を残したcsニトチャリザY+半回復カバルドン紫電一閃カバリザYf:id:Einz:20180504002230p:plainf:id:Einz:20180504002213p:plainf:id:Einz:20180504002244p:plainf:id:Einz:20180504002238p:plainf:id:Einz:20180504002221p:plainf:id:Einz:20180504002252p:plainをほぼ丸パクリして潜っていたが、使いこなすことができなかったので使い慣れているHBリザY+HBゴツメカバルドンに変更した。また、ギルガルドをどういう相手に出していけばいいのかわからなかったのでミミッキュに変更し、f:id:Einz:20180504002230p:plainf:id:Einz:20180504002213p:plainf:id:Einz:20180504002244p:plainf:id:Einz:20180504002238p:plainf:id:Einz:20180504002637p:plainf:id:Einz:20180504002252p:plainの形になった。この6匹の並び自体の完成度は高いと判断したため、並びを固定して型を弄って最適なものを探していた。

 

【個別解説】

(今期はメインロムとサブロムで同じ並びを使っていたものの、型を時々弄って同じ種類のポケモンで複数の型を使用していたので全て載せようと思う。)

 

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リザードン@メガストーンY

性格 控えめ

特性 猛火→日照り

185(252)-×-113(116)-211(100)-136(4)-125(36) (メガ後)

オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/めざめるパワー氷

 

環境のメガボーマンダのsラインが上がってcsリザードンが上を取ることができない場面が増えていると感じたので耐久振りリザードンを採用した。努力値配分はS2のはくしゃくさんの構築記事(【S2最高最終2224】テテフカバリザ【1、2位】 - 貴族の構築)の型。H228D140振りのきのみカバルドンや耐久振り眼鏡テテフがオーバーヒートで飛ぶので、命中安定の火炎放射、技範囲を確保するためのソラビめざ氷と合わせてこのようになった。

 

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リザードン@メガストーンY

性格 臆病

特性 猛火→日照り

153-×-98-211(252)-136(4)-167(252) (メガ後)

オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/めざめるパワー氷

 

使っていたリザードンその2。技構成は上記のリザードンと同様だが、今期の環境は耐久振りにした時に恩恵を得られる場面があまり多くないのではないかと思い、上から制圧できる範囲の広いcsリザを採用した。副産物としてメガボーマンダの上を取れるのではないかと思ったが、一度も上を取れたことはなかった。最終日深夜以降はこの個体を使っていた。

 

 

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カバルドンゴツゴツメット

性格 腕白

特性 砂起こし

215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

怠ける/欠伸/地震/氷の牙

 

テンプレ物理受けカバルドン。ニトチャリザYを使っていたときは半回復きのみを持たせた展開系カバルドンだったが、HBリザに変えたのに伴ってゴツメ型に変更した。以前に比べてゴツメカバを考慮しない人が増えたのか、舐められた選出をされることが度々ありイージーウィン出来たりした。シーズン最後に使っていたのはこのカバルドン

 

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カバルドン@半回復きのみ

性格 腕白

特性 砂起こし

212(228)-132-171(140)-×-110(140)-67

ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし/地震 

 

使っていたカバルドンその2で最近では一般的な展開カバルドン 。この型は非常に優秀で選出すれば基本的に腐ることがなかったが、HBゴツメで採用しないと相手のメタグロスが非常に重かったので最終的にはゴツメ型で使っていた。

 

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カプ・テテフこだわりスカーフ

性格 控えめ

特性 サイコメーカー

145-×-95-200(252)-136(4)-147(252)

サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/シャドーボール

 

テンプレスカーフテテフ。カバリザで相手の鋼に圧力をかけて最後に通していくのが相変わらずシンプルで強かった。と言いたいが、ほとんど選出した記憶がない。たぶんこの構築で変えるとしたらこの枠だと思っているが、特に思いつかなかったのでずっと採用していた。

 

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ガルーラ@メガストーン

性格 意地っ張り

特性 肝っ玉→親子愛

181(4)-194(252)-120-×-120-152(252)

グロウパンチ/捨て身タックル/炎のパンチ/冷凍パンチ

 

グロパン捨て身の破壊力が凄まじかった。最初は陽気で採用していたが、意地っ張りにしないと威嚇込みで耐久無振りの展開ランドロスが確定で落ちないことを知ったので変更した。先制技が欲しいと思う場面は当然少なからずあったが、技範囲を広げたいと思っていたのでこれで良かったと思う。今期は体感でジャラランガが増えていてガルーラジャラランガ対面が幾度となく発生したが、皆裏のフェアリーを警戒して毒突きや火炎放射を打ってきたので全試合ガルーラで突っ張って上から冷凍パンチ2発で処理していた。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ

性格 意地っ張り

特性 化けの皮

 131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

剣の舞/影打ち/シャドークロー/じゃれつく

 

以前この並びを使っていたときは相手のギャラドスを強く意識してABミミッキュで使っていたが、構築単位でそこまでギャラドスが重くないことに気がついたのでASに変更した。やはりこのポケモンを採用しないと対面構築は回せないなと感じた。

 

f:id:Einz:20180118194908g:plain

キノガッサ@気合の襷

性格 意地っ張り

特性 テクニシャン

135-200(252)-101(4)-×-80-122(252)

キノコの胞子/剣の舞/マッハパンチ/タネマシンガン

 

今ではメジャーになった剣舞キノガッサ。剣舞のおかげで対面性能だけでなく崩し性能が非常に高く、積んだ後のパワーはとんでもなかった。前述のガルーラやミミッキュと合わせた時のゴリ押しのおかげで受け回し系の構築は大抵破壊することができたのも良かったと思う。岩石を切っていて初手性能は従来の型より低めなので裏に置くことを意識した。

 

【結果】

TN Black*Lagoon 最高2045 最終2016

 

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【最後に】

今期の反省点は最終日夕方時点で19ロムと20ロムを持っていたが、19ロムに早い段階で見切りをつけることができず、20ロムを最終更新の後あたりからようやく動かし始め、特に上げることも溶かすこともなく時間と体力の限界で撤退という形になってしまったことである。目標として掲げていた2100には掠りもしなかったのはやはり自分の実力不足であると思うのでS10は頑張って目標を達成できるようにしたい。

 

 

~Special Thanks~

どんなに強く当たられようと嫌な顔一つせずに全てを受け止めてくれた壁

 


 

【環境崩壊!?】格闘Zゲッコウガが強すぎるwwww【単体考察】

こんにちは、Naoです。

この記事は今日の昼に思いついた最強ポケモン

f:id:Einz:20180410215756g:plain←こいつ

についてです。

 

ゲッコウガ@格闘Z

 性格 陽気

 特性 変幻自在

 147-147(252)-88(4)-×91-191

 グロウパンチ/けたぐり/ダストシュート/冷凍パンチ

 

ゲッコウガに対して後投げされがちなポケモンを列挙して考えていたところ、後出しされるポケモンの多くはA1↑のZやダストで倒すことができ、倒しきれない場合でもその後の一撃で処理することができるのではないかと思ったので、有利対面を作って交代で出てくる相手に対してグロウを積んでいくということを考えた。最後の技は特にまともな物理技が他になかったのでとりあえず相手のボーマンダなどに対する打点になる冷凍パンチにした。

 

【与ダメージ】

⭐︎HB特化ポリゴン2

 A上昇格闘Z 88.5%~106.2%(グロウパンチと合わせて確定で落ちる)

⭐︎HB特化ナットレイ

 A上昇格闘Z 110.4~130.3%

⭐︎HB特化テッカグヤ

 グロウパンチ(10.2~12.2%)+A上昇格闘Z(57.8~68.1%)+A上昇けたぐり(43.1~51.4%)で食べ残し2回合わせてもほぼ落ちる(食べ残しが発動しないカグヤに対してはZからではなく、けたぐりから入るときのみが発動しない)(エアスラカグヤ非考慮)

⭐︎HB特化レヒレ

 A上昇ダストシュート 92.6~109.6%

 

ここまで考えていたときは正直死ぬほど強いと思っていたし、レート2200はおろか、2300や2400も視野に入る強さだと思っていた...

 

⭐︎H197 B151メガボーマンダ

 冷凍パンチ 85.2~103.5%(乱数6.3%)

⭐︎耐久無振りアーゴヨン

 冷凍パンチ 90.5~109.4%(乱数50%)

 

えっ......?弱くない...? 

 

そもそも役割破壊以外何もすることができず、汎用性が全くない時点で強くないと気がつくべきだった。まず対面で勝てる相手がほぼいないしゲッコのくせにカバルドンに対面で殴り負ける始末、どうして今日の昼の自分はこれが強いと思ったんだ。

 f:id:Einz:20180410225539j:plain ちーん(笑)

 【追記】

とりあえずで採用した冷凍パンチはC無振りでもH197D130マンダが81.3%の高乱数1発(Cに12振れば確1)になるので冷凍ビームの方が良い。(HBカバルドンに対面で殴り負けるという問題も一応解決したし意外と実戦レベルになった気がしなくもない)


 

 

 

 

 

 

【S8使用構築】カバリザテテフガルミミガッサ【最高2019最終194X】

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こんにちは、Naoです。S8お疲れ様でした。今期も前期に続いてなんとか2000を達成することができました。

 

〈以下常体〉

 

【構築経緯】

今期は中盤以降ずっと前期使っていた構築(【S7使用構築】カバリザバシャ式豪華滅却対面構築【最高 ... - 河川敷焼け野原)のバシャーモの枠を崩し要員として優秀な悪巧み特殊メガルカリオに変えて潜っていたが、前期終わった後に出た記事にスカーフゲッコウガが多かった影響もあるのかスカーフを警戒する動きをされることが多くなり、ゲッコウガの刺さりが悪くなり動かしにくくなったこと、ギルガルド+ヒードランといった、崩せない形の鋼2体、あるいは3体採用構築が増えたことによってあまり勝てなくなってしまったので、前期の構築をベースに組みなおした。

まず、前期までの構築のコンセプトは耐久に厚くして対面性能を高めたリザードンで相手のポケモンを粉砕して数的有利を取ってからトリルミミッキュで再度リザードンを展開して全部焼き払うor初手のスカーフゲッコや襷ガッサで荒らして裏のカバリザミミッキュのうちの2体で詰めるというものだったが、トリルリザードンを通しにくくなったことやスカーフゲッコが使いにくくなったことから、コンセプトを変更し、カバリザで荒らしてスカーフテテフを通すという王道カバリザテテフの形にした。また、ミミッキュも前期はミミZで使っていたが、霊Zの方が使いやすいと感じていたのでトリルを切ってシャドクロ霊Z型に変えた。そして、今期潜っていた時ゴツゴツメットを持ったポケモンが以前に比べてかなり減っていると感じたので物理方面の崩し役が通るのではないかと思い第2のメガ枠としてメガガルーラを採用して完成した。

 

【個別解説】

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リザードン@メガストーンY

性格 控えめ

特性 猛火→日照り

185(252)-×-113(116)-211(100)-136(4)-125(36) (メガ後)

オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/めざめるパワー氷

 

相棒枠で毎シーズン使ってるのでもはや書くことがない。努力値配分はS2のはくしゃくさんの構築記事(【S2最高最終2224】テテフカバリザ【1、2位】 - 貴族の構築)の型でやはり安定して強かった。来期はメガリザXも使いたいなって思ってたりする。

 

f:id:Einz:20170720183025g:plain

カバルドンゴツゴツメット

性格 腕白

特性 砂起こし

215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

怠ける/欠伸/地震/氷の牙

 

これもいつも使ってるテンプレ物理受けカバ。半回復きのみカバが増えていたが、個人的にはこれがやっぱり使いやすかった。今期も相手の物理技をたくさん耐えてくれた。

 

 

f:id:Einz:20180311195016g:plain

カプ・テテフこだわりスカーフ

性格 控えめ

特性 サイコメーカー

145-×-95-200(252)-136(4)-147(252)

サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/めざめるパワー炎 

 

 テンプレスカーフテテフ。めざパの枠はシャドーボールにするか悩んだが、メタグロスに対してはカバの後投げで間に合うこと、ギルガルド入りには基本的にテテフを出さないこと、ナットレイが嫌いだったことなどからめざパにした。今期は耐久に振った眼鏡テテフが多かったことからスカーフを警戒しない動きをされたことが何度かあり、イージーウィンに繋がった。

 

f:id:Einz:20180311195809g:plain

ガルーラ@メガストーン

性格 意地っ張り

特性 肝っ玉→親子愛

195(116)-194(252)-121(4)-×-122(12)-136(124)

不意打ち/グロウパンチ/恩返し/炎のパンチ

 

リザY軸のパーティを組むときは裏メガをヒードランに強くしたいこと、ゴツメ持ちが少なく鋼タイプが以前より多い環境であったことからグロパン炎パンガルーラを採用した。努力値配分はここあーとさんのS7の記事(【USMシーズン7】王道ガルゲンスタン【最高最終2115】 - ニンフィアなんてい ...)のもの。捨て身でダメージを与えるよりも恩返しを採用して反動を無くし、ガルーラを生存させる方が強いのではないかと思ったのでこのような技構成になった。余談だが、この個体はレジアイスが大好きな友人に厳選育成を代行してもらったのだが、受け取ってよく見たらNNが「レジアイス」だった。かわいそう(適当)

 

f:id:Einz:20180118195206g:plain

ミミッキュ@ゴーストZ

性格 意地っ張り

特性 化けの皮

 151(164)-143(156)-124(188)-×-125-116

剣の舞/影打ち/シャドークロー/じゃれつく

 

おそらく一番メジャーなABミミッキュ単体考察 ABミミッキュ - 輝くクリスタル) の努力値配分。霊Zで採用したことによって対応できる範囲が広がり、前期の構築でやや重めだった相手のリザードンYやギルガルドヒードラン絡みのサイクルに対応しやすくなったので正解だったと思う。現環境のミミッキュはAS霊ZとABミミZが多いように感じるのでAB霊Zはやや珍しい気がするが、ABじゃないと使えない体になってしまっているのでこのような形になった。基本的に出せば何かしら仕事ができるのがやはり強かった。

 

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キノガッサ@気合の襷

性格 陽気

特性 テクニシャン

135-182(252)-101(4)-×-80-134(252)

キノコの胞子/マッハパンチ/タネマシンガン/岩石封じ

 

いつものテンプレ個体であり、前期の構築からの続投枠。剣舞ガッサが増えていたが、岩石封じを切ると選出や立ち回りが窮屈になってしまうと思って普通の型で使っていた。ゲンガーやコケコ入りにも最悪出していけるのでガッサは陽気一択だと思っているが意地にすると乱数が変わる相手が割といた気がするので諸説。前期バシャーモだった枠をガルーラに変えたことによってガルミミガッサの並びを作ることができたのも良かったと思う。

 

 

(こいつテンプレと他人の型のパクリしか使ってなくね...?)

 

【結果】

メインロム(TN Nao)最高2019 最終194X

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【最後に】

今期は中盤までテテフランドやガルランドゲッコを使っていたが全然使いこなすことができず、300戦くらいずっと1700、1800台をうろうろしていたが使い慣れたカバリザに変えたら2000を達成することができた。最終日の夜に2100を目指して潜っていたが、溶かしてしまい悔しい結果になってしまった。来期は今期の反省を活かして満足できる結果で終われるように頑張りたい。 


 


 

【S7使用構築】カバリザバシャ式豪華滅却対面構築【最高2040/2ROM2000】

 

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こんにちは、Naoです。S7お疲れ様でした。今期は無事インフレの波に乗ってS3以来の2000を達成でき、自己最高レートを更新することができたので嬉しかったです。

 

【構築経緯】

S4の時に初めてカバリザを使い、そこから毎シーズン構築を考え直しながら今回の並びに至ったので経緯は書き始めると非常に長くなる気がするので構築の個別解説で採用意図などと合わせて書きます。

 

以下採用順に個別解説(以下常体)

 

f:id:Einz:20180118185418g:plain

リザードン@メガストーンY

性格 控えめ

特性 猛火→日照り

185(252)-×-113(116)-211(100)-136(4)-125(36) (メガ後)

オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/めざめるパワー氷

 

S4の時から一度も変えずに使い続けている構築の軸であり、S2のはくしゃくさんの構築記事(【S2最高最終2224】テテフカバリザ【1、2位】 - 貴族の構築)の型。耐久に振っているため対面性能が非常に高く安定して強かった。最速ガッサに抜かれているため耐久を少し削ってSに回すことや、単体で全抜き性能を高めるために炎技をニトチャ大文字にしようかと思ったこともあったがこの型が好きだったのでそのままにしていた。

 

f:id:Einz:20180118190705g:plain

カバルドンゴツゴツメット

性格 腕白

特性 砂起こし

215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

怠ける/欠伸/地震/氷の牙

 

言わずと知れたリザードンの相方の物理受けであり、リザードンと同様にS4から使い続けている個体。技構成に関しては毒毒、ステロなどにしていたこともあったが結局このテンプレ構成が強いという結論に至った。基本的に物理技ならなんでも受け出しできて非常に強かった。余談だが、この枠は相手のリザYやカプ・コケコに強く出られる慎重HDオボンランドロスの方が強いのではないかと思ってS7の途中で一度変更してサブロムで回したところレートが1380まで一瞬で落ちたので速攻でカバに戻した。

 

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ゲッコウガこだわりスカーフ

性格 やんちゃ

特性 変幻自在

147-161(252)-87(4)-123-81-174(252)

蜻蛉返り/ダストシュート/岩雪崩/冷凍ビーム

 

カバリザで初手に呼びやすいカプ・コケコや重い相手のリザYに強く出られると思い採用。技構成はカプ系意識のダスト、リザYやガモスに刺さる雪崩、スカーフと相性の良い蜻蛉、S補正をかけてない1舞マンダやスカガブを止められる冷凍ビームとした。能力実数値は本来Cに4振りするつもりだったが間違えて個体値がUのBに降ったためおかしくなったが直すのが面倒だったので放置していた。

 

f:id:Einz:20180118195206g:plain

ミミッキュミミッキュZ

性格 意地っ張り

特性 化けの皮

 151(164)-143(156)-124(188)-×-125-116

トリックルーム/剣の舞/影打ち/じゃれつく

 

7世代で対面構築を組むにあたって特別な理由が無い限り採用しない理由が無いと思ってるので採用。S4の時に使っていた耐久リザY+HCトリルポリ2の並びに手応えがあったため皮を利用した雑な後投げとトリルによる切り返しができるようにトリルAB型で採用し、配分は単体考察記事(単体考察 ABミミッキュ - 輝くクリスタル) を参考にした。基本的に出せば何かしら仕事ができるのがやはり強かった。ABにしたことでギャラドスに後投げできて切り返しができるのも良かったと思う。

 

 f:id:Einz:20180118194908g:plain

キノガッサ@気合の襷

性格 陽気

特性 テクニシャン

135-182(252)-101(4)-×-80-134(252)

キノコの胞子/マッハパンチ/タネマシンガン/岩石封じ

 

相手のキノガッサ対策枠(?)として採用。他にもガッサ対策候補としてカプ・コケコも考えたが、サイクル構築を使うのが死ぬほど苦手だということを自覚していたため意地でもサイクルを回さず対面的に戦いたいと思い、このポケモンを使うことにした。基本的に対策されていて出しにくいので選出率は控えめだったが、選出誘導力が強いので相手の選出が読みやすかった。

 

f:id:Einz:20180118210357g:plain ←国際孵化した個体なのに色違いのgifがなかった...

バシャーモ@メガストーン

性格 意地っ張り

特性 加速→加速

155-233(252)-100-×-101(4)-152(252)

剣の舞/フレアドライブ/地震/雷パンチ

 

リザードンを出すことができないヒードラン入りの構築に出していく枠。ここまでで受けサイクルを崩す方法がないと感じたので崩しに特化した剣舞3ウエポンバシャーモを採用した。メインロムで初めて2000を達成するまではこの枠はグロパン/捨て身/地震/炎パンチガルーラを採用していたが、トーチカドヒドイデにグロパンを防がれたりゴツメ持ちにスリップダメを稼がれて負けることや、相手の初手モロバレルに対して為す術がないのが非常に苦しかったのでバシャーモに変更したところ、崩せる範囲が広がったので正解だったと思う。また、バシャーモはメガ無しでも高い性能を持つためリザードンと2メガ選出して晴れを利用できるのも強いと感じた。ガルーラから変更したことによって元々怪しかったメガラティアス絡みのサイクルは確実に勝てなくなったが、環境にあまり多くないと割り切って完全に切った。

 

【選出】

相手の構築次第で刺さっていると感じたものを出していたので決まった選出はないが、

ガッサ+ミミッキュ+リザ

ゲッコ+カバリザ

ゲッコ+ミミッキュ+リザ

カバリザ+ミミッキュ

で出すことが多かったと思う。バシャーモは型の性質上刺さる相手にはとことん強いが汎用性に欠けるため選出率は間違いなく一番低かった。

 

【結果】

メインロム(TN Nao)

最高2040・最終2001

 

f:id:Einz:20180123045642j:plain




サブロム(TN たくわん) 最高・最終2001

f:id:Einz:20180121164514j:plain

 

 【最後に】

今期は自身初の2ROM2000を達成することができて良かったと思う。S8はさらにいい結果を残せるように頑張りたい。

 

 

トレーナーカード作った時に炎メガが2体いるのでジムリーダーアスナを選んだが、「キリトかなー、やっぱり」ってのが頭によぎって複雑な気持ちになった。

 

 

 

 

 

【S3使用構築】マンダガモス軸積みサイクル【最高/最終2003】

f:id:Einz:20170712013941p:plain

 

シーズン3に自身初のレート2000を達成できたので構築記事を投稿しようと思います。(↓2000を達成した時のPGLのスクショ画像)

 もうシーズン4になってしばらく経っているのでなんで今更と思う人も多いと思いますが6/4に開催された真皇杯関東予選で同じ構築を使おうと思っていたので真皇杯が終わるまで構築記事にするのはやめようと思ってたからです。(なお、真皇杯は予選ブロック4勝5敗で予選落ちした模様)

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 とりあえず早速ですが個体ごとに載せていきます。

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意地っ張りキノガッサ@気合の襷

テクニシャン

努力値 A252 B4 S252

実数値 135-200-101-×-80-122

キノコの胞子/マッハパンチ/タネマシンガン/岩石封じ

 特に解説の必要性を感じないレベルの超絶テンプレ襷ガッサ。陽気にしないと岩石封じ1回でコケコやメガゲンガーを抜くことができないが、このパーティでは後述するカバルドンがパーティ運用の鍵になっており、カバルドンが苦手とするゲッコウガに対抗する枠として採用。耐久無振りのゲッコウガに対して陽気ガッサのマッパが乱数なのに対して意地っ張りガッサの場合は確定で落とすことができるのでこのパーティの場合は意地っ張りでいいと思った。シーズン中に身代わりを持ったポケモンが多く、胞子に合わせて身代わりを残された場合負けに直結するので思考停止の胞子は禁物。タネガンの命中回数や胞子の眠りターンなど不安定な要素が多いので過信はできないものの、無理やり試合をひっくり返したりする強いポケモン。 

 

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意地っ張りボーマンダ@メガストーン

威嚇→スカイスキン

努力値 H4 A252 S252

実数値 171-205-100-×-100-152(メガ前)

    171-216-150-×-110-172(メガ後)

龍の舞/羽休め/すてみタックル/地震

 意地AS脳筋マンダでパーティのエース。慎重マンダや陽気マンダ、他の努力値振りのマンダなど色々と試行錯誤してみたものの、結局一番強いマンダは火力特化のマンダだという結論に至った。火力特化のマンダの火力は使ってて驚くほどのもので、並みの物理耐久のポケモンは一撃、龍の舞を一度でも積もうものならクレセリアやポリゴン2クラスの耐久力のポケモンでもない限り耐えることは不可能であり、ステルスロック込みで耐久無振りの霊獣ボルトが半減なのにも関わらず落ちる。メガ進化前の特性である威嚇が非常に優秀で、メガ進化後の物理耐久が高いこともあって羽休めを挟みながら戦えば相手の物理アタッカーの前で無理やり舞って全抜きすることも可能。

 

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臆病ゲンガー@メガストーン

呪われボディ→影踏み

努力値 H204 D52 S252

実数値 161-×-80-150-102-178(メガ前)

    161-×-100-190-122-200(メガ後)

鬼火/滅びの歌/身代わり/祟り目

 パーティ全体で受けループやその他の受け主体のサイクルを突破するのがやや困難で採用した個体。通常のゲンガーが採用しているヘドロ爆弾を搭載していないため汎用性には欠けるものの、受けループに採用されているラッキーやグライオンフシギバナドヒドイデエアームドなどに対してはめっぽう強く、この一匹で受けループを何度も壊滅させることができた。耐久に努力値を多く振ってるのは受けループによく採用されているゲンガーに対して強く出るためであり、ゲンガーミラーにできる限り勝ちやすいようにした。受けループなどの特殊な相手に対してしか役割を持てないため選出率は結構低かったものの、選出した時は大活躍だった。

 

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陽気ギャラドス@水Z

威嚇

努力値 H4 A252 S 252

実数値 171-177-99-×-120-146

龍の舞/挑発/滝登り/氷の牙

 パーティ全体で見た時に初手で出てくるマンムーが死ぬほど重たいのでマンムーをある程度安定して相手できる枠として採用。通常の滝登りではマンムーを一撃で処理することができず、メガ枠もマンダとゲンガーで埋まっているため水Zで使用していたが思っていたよりも使い勝手が良い上にあまり相手に警戒されないため、突然の水Zで相手の意表を突いて相手のポケモンを無理やり突破したことも少なくなかった。ただ、このパーティは相手の雨パが非常に重く、相手の雨展開を処理する手段が少ないので、あまり打つことがなかった氷の牙を飛行技の飛び跳ねるにして飛行Zを持たせて運用する方が技範囲も広がって使いやすくなる可能性があるので検討が必要だと思う。挑発に関してはパーティに一匹は挑発を持ったポケモンが欲しいなと思ったため、自然と挑発を持たせやすいギャラドスに覚えさせた。相手の補助技による展開を防ぐことができ、その隙に竜舞を積んで自身の突破力を高めることができて相手の裏次第では全抜きも可能だった。

 

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控えめウルガモス@ラムの実

ほのおのからだ

努力値 H4 C252 S252

実数値 171-×-85-205-125-152

蝶の舞/炎の舞/ギガドレイン/めざめるパワー氷

 このパーティの二匹目のエース。シーズン中盤まではHD慎重羽休め型で運用していたが、羽休めを採用する場合どうしても技範囲が狭くなってしまうため控えめCSの3ウエポン型で運用したところ非常に使いやすく感じて最終的にこのような型になった。火力に特化しているため一度蝶舞を積むことさえできれば全抜きできることもかなり多い。炎の舞は相手を攻撃しながらガモス自身の火力を上げられる可能性のある技で、火炎放射や大文字より火力はやや劣るものの命中が安定なこともあり非常に強かった。持ち物としてラムを採用している理由は環境に大量にいる催眠ゲンガーが厄介でどうにかしようと思ったからである。ラムを持ったガモスならゲンガー対面で安心して舞うことができ、ゲンガーを起点にして安定して処理することができるのが本当に心強かった。

 

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慎重カバルドン@オボンの実

砂起こし

努力値 H252 B52 D204

実数値 215-132-145-×-129-67

ステルスロック/欠伸/吠える/岩石封じ

 言わずと知れた起点作りのプロでこのパーティの真のエースとも言えるポケモン、このポケモン無しではこの構築は始まらない。起点作り型のカバルドンのテンプレの努力値振りを流用しているため細かく自分で計算したわけではないが、晴れ状態のメガリザYのオーバーヒートを耐えることができるほどの耐久力があり、このラインまで耐久に努力値を振っているとタイプ一致の抜群技以外はほぼなんでも一発は耐えることができ、等倍技ならタイプ一致でもオボン込みで2耐えすることができる。裏のマンダやガモスの突破力を上げるためにステロを撒いて舞うための起点を作るために欠伸で催眠を撒くことができればこのポケモンの仕事は完了する。吠えるを採用しているのは相手に身代わりを貼られた際にそのまま起点にされて全抜きされるのを防ぐため。本来は特性防音に無効化されない吹き飛ばしにするのが理想ではあるが、タマゴ技の遺伝が面倒だったため環境に防音のポケモンがいないと信じて厳選を甘えた。対戦で今の所防音のポケモンに当たったことがないので吠えるでも大丈夫だと思っているが...。相手の攻撃を2発耐えられる時はステロ、1発しか耐えられない時は欠伸からそれぞれ展開し、相手がカバルドンとの対面で欠伸から後退せずに寝かせてきたときは起きるまで岩石封じを連打して裏の積みエースに繋ぐ。

 

使っていたポケモンの個別解説は以上です。

 

以下はパーティの運用方法。

基本選出は

カバルドンボーマンダウルガモス

だが、初手でゲッコウガが来ると非常に厄介なので(後続で出てくるゲッコウガは舞った後のマンダやガモスなら素早さで上を取って倒すことができるので問題ない)相手のパーティにゲッコウガがいる時は初手でガッサを投げてマッパを打つので

キノガッサカバルドンボーマンダorウルガモス

になる。また、同様に初手でマンムーを投げられるのも困るので相手のパーティにマンムーがいる時はマンムーに対抗できるギャラドスを初手で投げるので

ギャラドスカバルドンボーマンダorウルガモス

という形で動かしていた。ゲンガーを選出するのは基本的に受けループと戦う時だけなので滅多に選出しません。

 

パーティで重いポケモン

ミミッキュ

  積みサイクルは積みエースで積んで全抜きする構築なので化けの皮で無理やり全抜きを阻止して返しのZを打ってくるミミッキュが重い。

・カプレヒレ

  カバルドンの欠伸展開をフィールドの状態異常無効で阻止してくる上にメインウエポンの水技でカバルドンが落とされてしまうためガッサのタネガンやマンダの捨て身などで処理する必要がある。

・雨パ

  パーティ全体で見た時に水もしくは氷に弱点を突かれるポケモンが6匹中4匹いるためどう考えても水タイプの敵が重く、水の塊のような雨パは自明にどうしようもないのでガッサの襷やギャラドスの耐性でどうにかしない限り勝ち目はなく、かなり辛い。

 

ほぼ確実に勝てない構築

環境にいるかどうかは別として

ステロ+カプテテフ+メガサメハダー

ガッサの襷をステロに潰され、テテフに先生技を封じられ、メガサメハダーは誰の手にも届かない速さに加速していくので為す術がありません。ギャラドス以外は全員サメハダーに粉砕されますがギャラドスは選出しても有効打がないまま噛み砕かれます。

 

まとめ

初めてレート2000を達成できたので素直に嬉しい。シーズン4入ってからポケモンのモチベが全然なかったけど真皇杯に参加して強いプレイヤーと対戦したり他のポケモン勢と話したりしてモチベが上がったのでまた頑張ろうと思った。このパーティはQRにして公開するので使ってみてください。

 

QRのページとQR